あわてん坊のサンタクロースが少し早めのクリスマスプレゼント『兵庫鍼灸専門学校同窓会会報 第6号』を届けてくれました。
兵庫鍼灸専門学校同窓会は、本校の同窓生からなり、会員相互のコミュニケーションネットワークの構築と母校の発展、鍼灸の普及に貢献することが目的として結成されたものです。
詳しくは、下記アドレスへどうぞ!
会報には今年卒業した第6期生のうち、6人の近況報告が寄せられていました。それぞれが、本校の附属診療所で研修生として、歴史ある治療院で勤務鍼灸師として、独立開業し、院長として活躍しています。
そのうち、今回は本校の附属診療所で1年間みっちりと鍼灸の研鑽にあたる『研修生制度』に応募、休憩時間に「フルーツ・オ・レ」を飲んで充電し、奮闘中の池本隆祥さんの近況報告をご紹介します。
(なお、ブログ掲載にあたり、同窓会を通じて本人に了承を得ております。)
寒さがつのる今日この頃、その奮闘振りに心がほんのり温かくなります…。
卒業後の状況
6期生 池本隆祥
兵庫鍼灸専門学校6期生で卒業して、早半年が過ぎました。自分は、今は学校の付属診療所の方で、週1回研修生として火曜日に研修という形で鍼灸の臨床現場に立たせて戴いています。付属診療所では、実際に患者様に対しての治療や、専属の實先生や黒川先生・臼馬先生などの体を貸して頂き、鍼の響きに重点を置いた練習や、先生方の今までの治療経験から得た治療の仕方などを勉強させていただいています。その他の日は不定期ですが、友達の紹介やバイト先の同僚などの治療をしている状態です。卒業後から現在までの半年ちょっとの期間、実際に鍼灸接骨院などの就職先なども探しましたが、諸先輩方の話を聞くと実際に患者に接することが一番勉強になるといわれますが、やっぱり自分としては勉強不足を在学中から感じていたので、患者様に対しての対応がきちんとできるかどうか自信が無く、どうせなら研修期間1年という時間を持って、学校に通っていた時には仕事や授業でイッパイイッパイであり、詰め込み勉強しか出来なかった事を(それもあまり出来てなかったですが・・・)実際の臨床で生かせるように総復習したりと勉強の方に力を入れたかったので、いい機会だと思って応募し現在は頑張っております。
研修中は、理事の先生方にもいろいろと教えていただくこともあり、とても勉強できます。教職員の先生方もその分野ごとに勉強をなさっておられるので、何かわからないことがあったときや実際の治療の方法がうまくいかないときなどもすぐに聞くことができたり、実際にやって見せてもらうこともあったりと親切に教えていただけます。佐伯先生のゼミにも参加させていただくこともでき、在学中には聞くことができなかった臨床の話なども聞くことができます。また鍼灸師会の会員の先生方の治療を拝見できたり、受けることができたりといった特典もあったりします。そのほかには同期生や卒業生が尋ねてきたりして、いろいろと情報交換の場となったり、後輩などと仲良くなって遊びにいくこともあるなど、まだまだ学生気分が抜けない所もあったりしますが、わいわい楽しくやっています。
研修期間が終了したら1年間の研修で得た知識と自信をもって治療できるようになることを目標にこの1年は頑張って仕事や勉強に努力をしています。
最後に兵庫鍼灸専門学校ならびに鍼灸業界の発展のためにこれからも努力していくつもりですので諸先輩方や、在校生の方には、これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。