先週の土・日曜日に第7期生の卒業試験が実施されました。
未来の医療人たる鍼灸師のたまご達の奮闘振りを紹介しますね(^^)
土曜日は学科の試験でした。
国家試験に合わせた問題数と難易度を設定された全160問の四択問題に対し、来年の国家試験本番さながらの雰囲気を醸し出しながら、皆、果敢にマークシートを塗りつぶしていました。
実は、はり師・きゅう師の国家試験は毎年2月の末に実施されるので、会場によってはとても広く、かなり冷えます。おまけに大勢の受験者が集まってくるので、そこからくる緊張感というものは、普段の実力が発揮できなくなる学生がたくさん出るほどです(^^;
ですから、卒業試験で学生に本試験さながらの緊張感を持ってもらうことはプラスになることであると思っています。
日曜日は実技の試験でした。
当校は臨床力養成を第一の目標としているので、卒業試験にも実技試験を行います。実は当校の実技試験は学科試験より難しいんですよね~(^^;>
何を隠そう、私はこの実技試験を落第して、再試験を受けて何とか卒業できたんですよね~(涙) 今思い出しても口惜しさが込み上げてきます!!(ホンッと抹消したい記憶です ^^;)
さて、第7期生のメンバーの実技試験がどうなったとかといえば、学科試験以上に緊張した面持ちを浮かべながら、汗だくになって臨んでいました。自分も歩んできた道なので声には出せませんが、心から声援を送りました!
獅子は子供を千尋の谷に突き落とし、這い上がってくる子供だけを育てるといいます。出来れば全員合格して欲しいですが、学校を卒業してしまうと次は本当の臨床の現場で、いきなり患者さんを治療しなくてはならず、そこには必ず結果を出さなければならないという厳しい世界が待っています。今、臨床現場の一歩手前で敢えて厳しい状況を与えるというのは、学生自身の為、ひいては卒後の学生に治療を受ける患者さんの為に絶対に必要なことだと思っています。
いつか、臨床の現場に立った時に理解してくれるのではと思っています。今は分からないと思いますけどね・・・多分(^^;
私もそうだったように・・・(^^)