生理学の勉強法

Posted by mario
11月 17 2009

インフルエンザが猛威を振るっていますが、皆さん外から帰ったら手洗いうがい忘れずにしましょう!

今日は以前にアップした解剖学に引き続いて、生理学の勉強法についてお伝えしようと思います。

解剖学『名前を覚える学問』と紹介したと思います。人に例えると「〇〇さん」という名前を顔や姿かたちと一緒に覚えるのが解剖学。じゃあ生理学は?

 

これもまた僕個人の考え方なんですが、生理学その人がどんな人なのか?を理解する学問、言ってみれば『個性を理解する学問』と言えるのではないかと思います。例えば「〇〇さん」の性格や家族構成、趣味や好きな食べ物など、その人の内面に属する内容を知っていくものだと思います。

 

僕は正直、解剖学より生理学のほうが好きでした。それは先程、述べたように項目の内面を知っていく中でストーリーがあって、それが結構面白かったように思います。例えば、消化器系なら食物が消化管を通っていく間に色んな旅をしていく。呼吸器系なら空気が、循環器系なら血液泌尿器系なら水分といった具合に、それぞれが主役を演じながら、ホルモン臓器名脇役で支えてく。こんな感じで自分なりの物語をイメージしました。名前より役割なんですね(^^)だから今でも人の趣味や好きな食べ物は頭に入っていても、名前は覚えていないみたいな事って結構あります(^^:>

 

っで、勉強法ですが、生理学解剖学同様、教科書を中心としながらビジュアルで記憶するのが効果的だと思います。ただ解剖学と違う点は、解剖学出来る限り正確なイラストやチャートを参考にした方が良いのと異なり、生理学では身体の内部での働きなので自分がイメージしやすい、覚えるのに馴染みやすいイラストやチャートを手元に置きながら勉強した方が良いと思います。そして、その時に先程の自分なりのストーリーをイメージしながら覚えていく、更に出来るなら、そのイラストやチャートを自分なりに作ってみることが、より深く記憶に留める良い方法だと思います。

 

教科書は文章が多く、重要なことなのに頭に残っていない、そんな経験はないですか?そんなときは文章を丸覚えするのではなく、図形や矢印を使って自分だけのイラストやチャートを作と良いと思います。その作業をしている最中に、既に記憶に残ってしまうという美味しい結果も付いてきます(^^)

 

あとの教科書全ページ読破徹底した活用法解剖学と同じなので、前のページを見て下さい。

 

いずれにしても、本来、勉強は楽しいものです。それは間違いありません嫌々やるものでも、ましてや苦しみながらするものではありません。今まで知らなかった事が理解できて、昨日までの自分がほんの少しずつかもしれませんが成長しているということなんですから、ワクワクするものなんですよ!どうせ、やらなきゃならないものなら楽しくやりましょう!その方が絶対に身に付きますよ!

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