兵庫鍼灸専門学校では来年2011年に『典薬コース』を開講します。
さて、『典薬コース』とは?
日本最古の医療制度を定めた『医疾令』が作られた奈良時代、その当時、医療従事者を統括する役所に『典薬寮』がありました。そこでは医博士や鍼博士、医生、鍼生などの官職名と修業年限が定められ、いわゆる、医療機関と教育機関を兼ねたものでした。
詳しくは、こちらをご覧下さい。 ⇒⇒⇒ http://www.hyogo-shinkyu.ac.jp/tenyaku.html
鍼灸は大宝律令(701)、養老律令(757)が制定された8世紀から連綿と続く医術であり、その当時の医療の中では鍼灸に加え湯液(今で言う漢方薬)が当然の如く行われていました。
そこで、日本の医療の本来あるべき姿を復古させるべく、鍼灸と湯液(漢方薬)を同時に学ぶことで、日本古来の医療を実践できる鍼灸師を目指すカリキュラムとして、先に紹介した日本の医療の原点ともいえる『典薬寮』に因んで『典薬コース』というクラスを開講する運びとなりました。
日本の伝統医学である鍼灸を更に普及するため、より広く、より深い知識と確かな技術を修得した医療人の輩出が将来の鍼灸業界の発展に必要であるとの思いから開設されたこの『典薬コース』。
興味のある方は、是非、こちらをご覧になって下さい。
⇒ http://www.hyogo-shinkyu.ac.jp/tenyaku.html
当校にて詳しくご説明致しますで、どうぞ、学校説明会、オープンキャンパスなどにお気軽にお立ち寄り下さい。お待ち申し上げております。